史読む月日―ふみよむつきひ―

歴史のこと、歴史に関わる現代のことなど。

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「冷戦後ネイティブ」と「小林よしのりの現在」———『ナショナリズムの現在 <ネトウヨ>化する日本と東アジアの未来』を読んだ。

萱野稔人・小林よしのり・朴順梨・與那覇潤・宇野常寛『ナショナリズムの現在 <ネトウヨ>化する日本と東アジアの未来』(朝日新書)を読んだ。 この本は第一章の座談会に宇野が司会という形で上記のメンバーが出席し、第二章が萱野と宇野の対談、第三章が…

『歴史と地理』(山川出版社)第680号(日本史の研究247)で「山丹・山丹交易について」を読んだ。

『歴史と地理』(山川出版社)第680号(日本史の研究247)で「山丹・山丹交易について」を読んだ。 これは「賢問愚問 解説コーナー」というシリーズで、「山丹交易の担い手は、どこに住むどんな民族なのでしょうか。また交易の実態を具体的に教えて下さい」…

『嫌われる勇気』を読んでいる。「自己啓発の源流」アドラー心理学のわかりやすい解説。

アドラー心理学をわかりやすく解説した本、岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』(ダイヤモンド社、2013)読んでる。題名と違い、内容はそう古い感じのものではない。まだ読んでいる途中なので全体的な感想は書けないのだけ…

『新・戦争論』における池上彰さんと佐藤優さんの絶妙のマッチング(感想その一)

池上彰さん、佐藤優さんの『新・戦争論』(文春新書、2014)を読んでいる。久しぶりにブログを書きたくなったので書いてみることにした。 もうだいぶ前になるが、ネット上でウェブ日記⇒ブログという流れでずっと書いていた頃、政治的な動きに関してもいろい…