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史読む月日―ふみよむつきひ―

歴史のこと、歴史に関わる現代のことなど。

どういう社会が理想なのか

私は、世の中がどうなってほしいと思っているかというと、まあ簡単に言えば、一人でも幸せな人が増えて幸せでない人が減った方がいいと思う。でも、幸せとか望むものというのは人によってさまざまなので、それを政治の力で実現するということには限界がある。

 

だから、自分の力でそれを実現したい人にはそれが出来るように、自分の力ではそれが出来なそうな人はそれを助けるように、社会の形がなっていくといい。

 

前者に当てはまる人は世の中がより自由に、個人がより社会や国家に拘束されないことを望むわけだし、後者に当てはまる人はより社会が生きるための基盤を強化したり安全や保障を確保してくれることを望むことになる。

 

そしてその対立は個人を重視するか、より伝統的なコミュニティを重視するかといった意識の対立につながっていく。でも本当は、最終的には一人一人がより自分の生きたい生き方を実現できるようになって行けばいいのだから、対立がベストなのではなく、どこかに妥協点があるのだと思う。

 

もちろん人間の意識はそういうプラス面にのみ働くわけではなくて、どこかで足を引っ張ったり、悪意で人を陥れたりもあるからそういう面も考慮にいれなければいけないが、理想としてどのような社会のあり方がいいのかということは考えておいてよいと思う。

 

本来そういう利害を調整するのが政治の役割だと思うのだが、なかなかそうは行かずあさっての方に行きがちなので、「何が理想なのか」ということはときどきは考え直してみるのは悪いことではない。